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カランメソッドでついていけない人とついていける人との決定的な差とは?

カランメソッドという英語学習法をご存知でしょうか?

カランメソッドは、イギリスで考案されたメソッドで、通常の4倍の学習効果があると言われています。高速で高負荷なレッスンを繰り返すことで、英語の反射神経を鍛えることができるという画期的なメソッドです。

カランメソッドには一つの問題があります。それは、レッスンについていけないと感じる人が多いということです。カランメソッドのレッスンは、講師からの質問に素早く正しく答える反復練習を行うものですが、そのテンポは非常に速く、回答に迷ったり間違えたりすると途端に窮地に陥ります。また、質問に対しては必ずフルセンテンスで答えなければならず、省略形を使わなければならないなど、厳しいルールもあります。

カランメソッドでついていけないと感じる人の悩みは…?

・なんか自分には向いてないかも

・「これ続けて本当に力がつくの?不安」

カランメソッドは人によって向き不向きがあります。カランメソッドが向いている人と向いていない人の違いや判断基準を知ることで、自分に合った英語学習法を見極めることができます。

この記事では、カランメソッドでついていけない人とついていける人の特徴や条件をご紹介します。

カランメソッドでついていけなくても大丈夫!効果を最大化する方法や対処法もお伝えします。

カランメソッドに興味がある方や挑戦してみたけれど辛かった方はぜひ参考にしてください。

カランメソッドについていける人・ついていけない人

カランメソッドは一般的な英会話スクールのレッスンとは異なる教授法です。その特徴的な教授法により、カランメソッドには向いている人と向かない人がいます。あなたはどちらでしょうか?

カランメソッドについていける人
カランメソッドについていけない人
  • 基礎的な英語力がある人
  • リスニングへの耐性がある人
  • カランのメリットがわかる人
  • 英語は伝わりさえすればOKな人
  • 自由に英会話を楽しみたい人
  • 自己許可が苦手な人

カランメソッドについていける人

カランメソッドについていける人について詳しく見ていきましょう。

基礎的な英語力が備わっている人

カランメソッドは基礎的な英語力が備わっていることを前提としています。

基礎的な英語力とは

・中学1年生レベルの文法や単語を理解している

・講師の話すことをある程度聞き取れる、理解できる

基礎的な英語力とは、中学校1年生レベルの文法や単語を理解していることです。カランメソッドでは、講師からの質問に素早く答える反復練習を行います。この反復練習では、文法や単語の知識だけでなく、文章構造やパターンも身につきます。

しかし、文法や単語の知識が不足している場合は、反復練習についていくことが難しくなります。また、講師からの質問や訂正に対して、英語で理解することが求められます。日本語で説明してもらうことはできません。そのため、基礎的な英語力が備わっている人に向いています。

リスニングへの耐性がある人

高速で話される英語や不慣れな語彙や表現に出会ったときにも挫折せずに取り組めるマインドがある人はついていけます。

リスニングへの耐性とは

・英語を聞いて理解することが難しい時、学んでいる人がイライラせず、がんばり続けられる力

カランメソッドのメリットがわかる人

カランメソッドのメリットがわかる人は諦めずについていけます。

カランメソッドでは次のような問題を解決することができます。

英会話レッスンでよくある悩み

・世間話が苦手

・会話に詰まってしまう

カランメソッドでは、講師からの質問に素早く答える反復練習を行います。この反復練習では、英語を英語のまま理解し発話することに特化しています。つまり、頭で日本語から英語に訳す作業をスキップして、英語の瞬発力を鍛えることができます。

また、講師からの質問や訂正は即座に行われます。つまり、言葉に詰まったり間違ったりしても、すぐに正しい答えを言うことができます。またある程度話すことの道筋がついており、型通りに話す練習でレベルアップできるため、世間話に苦手意識があっても会話量を増やすことができます。

カランメソッドについていけない人

次に、カランメソッドが向かない人についてみていきましょう。

英語は伝わりさえすればオールOKな人

カランメソッドは英語は伝わりさえすればオールOKな人に向かないです。

伝わりさえすればオールOKな人

・文法や発音にこだわらない人

・自分の言いたいことを何とか伝える人

・英語を話す相手に合わせる人

カランメソッドでは、これらの態度は受け入れられません。カランメソッドでは、講師からの質問に素早く答える反復練習を行います。この反復練習では、文法や発音にこだわることが求められます。文法や発音に間違いがあれば、講師は即座に訂正します。

また、自分の言いたいことを何とか伝えることもできません。講師からの質問には決まった答えがあります。自分の言いたいことと違っても、その答えを言うことが必要です。

さらに、英語を話す相手に合わせることもできません。講師は生徒のレベルやペースに合わせて質問を変えたりしません。生徒は講師の質問や回答に合わせて英語を話すことが必要です。そのため、英語は伝わりさえすればオールOKな人に向かないです。

自由に英会話を楽しみたい人

カランメソッドは自由に英会話を楽しみたい人に向かないです。

自由に英会話を楽しみたい人

・英語を話す時間や頻度に制限がない人

・英語を話す内容やテーマに自由が欲しい人

・英語を話す相手と仲良くなりたい人

カランメソッドでは、これらの願望は叶えられません。カランメソッドでは、講師からの質問に素早く答える反復練習を行います。また、英語を話す内容やテーマに自由がありません。また、レッスンはテキストに沿って進みます。テキストには決まった質問と回答があります。さらに、講師と仲良くなることもできません。講師は生徒のプライベートな話題には触れられません。そのため、自由に英会話を楽しみたい人に向かないのです。

自己許可が苦手な人

カランメソッドは自己許可が苦手な人には向かないです。

自己許可が苦手な人とは

・自分に非常に高い基準を課し、達成できないと感じると自己評価が低下する人

・他人からの評価や承認に過度に依存し、自己価値を他人の意見に左右される人

・失敗や誤りを言い訳で説明しようとする人

そもそもカランメソッドはスムーズに進められるわけがありません。ついていけないと思っている人は理想が高すぎるかもしれません。

カランメソッドのメリット・デメリット

カランメソッドは短期間で効果的に英語を習得できるという魅力的な学習法ですが、それだけではありません。他の学習法にはないメリットがたくさんあります。一方で、カランメソッドにもデメリットや注意点があります。カランメソッドを始める前に、そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが大切です。

カランメソッドのメリット
カランメソッドのデメリット
  • 従来の英語学習よりも短期間で英語を取得できる
  • 英語の瞬発力やリスニング力が向上する
  • ステージが分かれているので段階的に学習できる
  • 超初心者には少し難しい
  • 単調で飽きやすい
  • テキスト代がかかる

カランメソッドのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。まず、カランメソッドのメリットについてです。

メリット1:従来の英語学習法よりも短期間で英語を習得できる

カランメソッドは、講師からの質問に素早く正しく答える反復練習を行うことで、英語の聞く力と話す力を効率的に高めることができます。カランメソッド機構によると、平均的な学生がケンブリッジ英語検定試験のPETレベル(TOEIC500点前後)に達するには通常350時間かかると言われているところ、カランメソッドでは80時間でPETレベルに到達できるとされています。これは、通常の4倍もの速さで英語を習得できることを意味します。

メリット2:英語の瞬発力やリスニング力が向上する

カランメソッドでは、講師からの質問に素早くフルセンテンスで答える反復練習を行います。この反復練習によって、英語を英語で考える力やセンテンスで回答する癖が身に付きます。また、講師は通常の英会話スピードよりも早口で話すため、受講生は常に高い集中力が求められます。この高負荷なトレーニングによって、英語の聞き取りや発話のスピードが上がります。

メリット3:ステージが分かれているので段階的に学習できる

カランメソッドは、ステージ1〜12までの12段階で構成されています。ステージが上にいくほど難易度が上がっていきます。ステージごとに目標や内容が明確になっており、自分のレベルや進捗状況が分かりやすくなっています。また、ステージごとにテキストも用意されており、レッスン中はテキストを見ながら学習することができます。テキストには質問と回答の例が書かれており、文法や語彙の解説もあります。私もカランメソッドを受けているときに、テキストをよく参考にしました。テキストを見ることで、レッスン中に聞き取れなかった単語や表現を確認したり、文法や発音のポイントを復習したりすることができました。また、テキストを見ることで、自分がどのステージまで進んだかや、次はどんな内容を学ぶかなどが分かりました。これらのことは、学習へのモチベーションを高める効果もありました。

次に、カランメソッドのデメリットについてです。

デメリット1:超初心者には少し難しい

カランメソッドは短期間で効果的に英語を習得できるという魅力的な学習法ですが、それだけにレッスンのペースも速く、負荷も高いです。講師からの質問に素早く答えることが求められるため、英語をこれから初めて学ぶような超初心者の方にとっては、少し難しく感じられる場合もあります。特に、文法や語彙の基礎がないと、レッスンについていけない可能性があります。カランメソッドを始める前に、中学1、2年レベルの英語を一通り学習しておくことをおすすめします。また、カランメソッドを受ける際には、自分のレベルに合ったステージから始めることが大切です。ステージを飛ばせないのが基本ですが、飛ばせるスクールもあるようでして自分に見合わないレベルから始めると、挫折してしまうかもしれません。

デメリット2:短調で飽きやすい

カランメソッドの基本は、基礎英語の反復練習です。講師からの質問に対して回答するというシンプルな形式でレッスンが進みます。この反復練習は効果的ですが、同時に短調で飽きやすいと感じる方もいるかもしれません。特に、同じステージを何度も繰り返す場合や、テキストに書かれている内容に興味が持てない場合などは、学習への意欲が低下する可能性があります。カランメソッドを受ける際には、自分の目標や進捗状況を常に確認し、モチベーションを保つことが大切です。また、カランメソッド以外の学習法や教材も併用することで、飽きずに英語学習を楽しむことができます。

デメリット3:テキスト代がかかる

私自身もオンライン英会話サービスのネイティブキャンプでカランメソッドのレッスンを受けてみました。最初は速いペースについていけなかったことも多かったです。しかし、毎日レッスンを続けるうちに、英語の聞き取りや発音が上達しました。また、フルセンテンスで答えることで、文法や語彙も自然に身に付きました。ただ、気になったのがカランメソッドの受講にあたり、受講料に加えて公式教材であるテキストの値段が加算されるところです。

カランテキスト

  • Callan Method Stage 1-12が一律 2,100円(ネイティブキャンプ経由の場合)
  • 上記の電子版が1,600円(ネイティブキャンプ経由の場合)

カランメソッドのメリットとデメリットをご紹介しましたが、どうやって効果的に受けるかということも知っておくべきです。次の項では、カランメソッドの効果的な受け方についてご紹介します。

カランメソッドの効果的な受け方

カランメソッドを受ける際には、いくつかのコツやポイントがあります。これらを知っておくことで、カランメソッドの効果を最大限に引き出すことができます。

カランメソッドの効果的な受け方としては、以下の3つが挙げられます。

  • レッスンはとにかく楽しむ
  • 復習は必ずする
  • 予習は単語の意味だけ

カランメソッドの効果的な受け方について詳しく見ていきましょう。

レッスンはとにかく楽しむ

  • レッスンはとにかく楽しむ

カランメソッドのレッスンは、講師からの質問に素早く答える反復練習です。この反復練習は効果的ですが、同時に短調で飽きやすいと感じる方もいるかもしれません。しかし、レッスンを楽しむことが一番効果的です。レッスンを楽しむことで、学習へのモチベーションや集中力が高まります。

私もカランメソッドを受けているときに、レッスンを楽しんでいましたし、講師の訂正も感謝して受け入れていました。また、ステージごとにレベルチェックテストを受けて、自分のレベルを測っていました。これらのことは、レッスンを楽しむことにつながりました。

  • 復習は必ずする

私もカランメソッドを受けているときに、復習をしていました。私はレッスン後にネイティブキャンプのアプリで音声を聞きながら発話練習をしていました。私は講師の声と自分の声を比べて、発音やイントネーションなどをチェックしていました。また、レッスン後にテキストで単語や文法を確認していました。

  • 予習は単語の意味だけ

カランメソッドでは、公式に予習は推奨されていません。予習が必要ない理由は以下の通りです。

  • 講師がジェスチャーや同義語で単語や表現の意味を説明してくれる
  • 講師が質問と回答をすぐに言ってくれる
  • 講師が質問と回答を何度も繰り返してくれる

これらのことにより、予習なしでもレッスンについていくことができます。しかし、予習が必要ないということは、予習が禁止されているということではありません。

私もカランメソッドを受けているときに、予習としてテキストで知らない単語の意味だけを調べていました。テキストでは、各ステージごとに単語リストがあります。私は単語リストで知らなかった単語の意味を英英辞書で確認していました。英英辞書を使うことで、英語で考える習慣が身につきます。また、質問や回答の内容や順番は見ないようにしていました。質問や回答を見て覚えてしまうと、瞬発力が鍛えられません。予習は単語の意味だけに留めることで、レッスンで自然に反応することができます。

まとめ

カランメソッドで停滞感は全員に訪れますし、万人に合うメソッドではありません。少しでも継続したい気持ちがあれば克服法を試してみましょう。

  1. 自己評価を優しく: 自己評価を厳しくせず、自分に対して優しく接しましょう。失敗や一時的な挫折は自然な過程であり、成長の一部です。
  2. ペースを調整: カランメソッドの速さについていけない場合、自分のペースで学習する方法を模索しましょう。学習内容を調整して、ストレスを軽減させることができます。
  3. サポートを求める: カランメソッドに挑戦する際、サポートを求めることが役立ちます。英語教師や言語学習のコーチからアドバイスやモチベーションを受けましょう。

私はダイレクトメソッドよりオーディオリンガルメソッドを気に入り、REMSを選びました。

参考記事:REMSの効果|受講してみたらこうなりました

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