・マンツーマンなのにレッスンの大半は先生の解説をニコニコ聞いているだけで終わった
・予習も復習もしてない
こういった反省をしつつもなかなか改善できないまま毎日レッスンを続けている時期がありました。
それでも毎日のオンライン英会話で英語力はもちろん伸びましたが、R.E.M.Sに出会って、予習ができなかったとか、喋れなかったという自己嫌悪にならず、楽しくレッスンが受講できるようになりました♪
怖い話を聞いたことがあるのですが、オンライン英会話を4000回受講してもさほどTOEICの点数も伸び悩み英会話力も向上しなかったそうです。回数じゃなくてレッスンの質ってことですよね。
R.E.M.Sでは講師が一方的におしゃべりをするのを待つ時間や沈黙している暇はありません。
今回は、QQenglishのR.E.M.Sを受講してみて感じた効果をまとめてみました。
Contents
R.E.M.S.の効果
R.E.M.S.は文章の組み立てを反復練習するため、自分が言いたい場面に応じた「文章を組み立てる応用力」が伸びていくことを実感しています。
よく比較されるカランメソッドの場合は、聞こえたことの反復であるため、リスニングが伸びたという声が多い一方でスピーキングが伸びたという声はあまり聞こえません。
通常の英会話レッスンの場合は、その場での訂正や講師のメール等でのフィードバックはありますが、それっきりで終わってしまうことが多いのではないでしょうか。また、講師が話した内容も60%くらいしか理解していなくてもわかったような雰囲気で、レッスンが流れてしまうこともありますよね。
これに対して、R.E.M.S.は強制的に「これでもか！！」というくらいの反復練習や細かい間違いの訂正をしてくれます。
R.E.M.Sの後は自然とR.E.M.Sのドリルで身についたフレーズを口ずさんでいることに気づいたんです！
子どもに「何言ってるの？」と言われて、勝手に英語が口から出ていたことに気づいた状態です。その日に特訓したフレーズは、からだに染みついていますので、無意識に復習できてしまいます♪
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そもそも「R.E.M.S.（レムス）」とは
QQEnglishのCEOである藤岡氏のブログによるとR.E.M.Sは2019年にQQEnglishにて公式デビューした新しい学習メソッドです。CEO自ら生徒役で教材開発に関わったとのこと。
R.E.M.S.は「反復は学習の母である」という意味を持ち、反射的に英作文できるようになる学習メソッドです。講師に続いて正しい文章を反復して文章を組み立てていくことに加え、自分でセンテンスを組み立てることによって、スピーキング力を効率的に向上させます。
背景には「ダイレクトメソッド」と「オーディオ・リンガル・メソッド」という教授法があります。
ダイレクトメソッドとは
「ダイレクトメソッド」は英語で英語を学習することによって、いわゆる「英語脳」を実現します。日本の学校教育で行われるような文法や文章を日本語に翻訳して学習するスタイルとは逆行して誕生しました。
第一言語（日本人なら日本語）を使わずに授業のすべてを第二言語（英語を学ぶなら英語）で行うこととなっています。
そのため、ネイティブスピーカーかそれに近しい講師が授業を行うことが望ましいとされています。カランなどのダイレクトメソッドを受講すると、下記の特徴があることがわかりました。
・講師はジェスチャーを使う
・会話文でまなぶ
・質問と回答の型をくりかえす
オーディオリンガルメソッドとは
オーディオリンガルメソッドはミシガン大学のフリーズらによって提唱されました。
「オーディオ・リンガル・メソッド」は音声主体で、正しいモデルの模倣と反復練習をもとに言語体系を習慣として定着させ、日本語のように自動的に英語を運用できるようになることを目指すものです。
オーディオリンガルメソッドには下記のパターンを練習します。
・反復練習：教師が提示する文章のまねをする
・代入練習：基本文を言った後、基本文の単語を教師が言う単語にいれかえる
・変形練習：教師の発話にたいして、指定の形に変形させる
・完成練習：不完全な単語の羅列から、文章を完成させる
・拡大練習：文章に単語をつけ足して文章を拡大していく
・結合練習：質問に対して、決められた答えを言う
・ミニマルペアの練習：似たような単語の聞き分けや言い分けを行う
参考記事：オーディオリンガルメソッドの特徴まとめ
R.E.M.Sはジェスチャーは使わないので、どちらかというとオーディオリンガルメソッド寄りです！
R.E.M.S.のレッスン内容
R.E.M.S.では、講師の指示があるまでテキストを参照してはいけません。
つまり、予習はしてはいけないので予習なしでも効果が保証されているということになります。
レッスンの一連の流れは下記の通りです。
1. Substitution Drill（文章の一部を変更するドリル）
例えば動詞の「 sleep」を「walk」へ変化させてという指示や、副詞の「afternoon」を「evening」に変えてといった指示に応じてフルセンテンスで答えます。
講師）She likes to sleep in the afternoon. Change: walk.
生徒）She likes to walk in the afternoon.
2. Sentence Expansion Drill（文章に単語を付け足していくドリル）
「ドアにカギをかけ忘れた」という文章に「窓を閉める」を加えてという指示に応じて、「ドアにカギをかけ忘れ、おまけに窓を閉め忘れた」という文章を組み立てます。
講師）He forgot to lock his green door. Add: close the windows.
生徒）He forgot to lock his green door and close the windows.
3. Other Sentences Drill（文を変形させたり、ミックスさせるドリル）
どこで、だれが、どうやってと変形させたり、否定形にする練習をします。
講師）He needs to wander in the street today. Transform: where.
生徒）Where does he need to wander today?
4. Free Exercise（生徒が答えを考える質問）
自由な回答ができるような質問が来るので、頑張って回答しましょう！
似たような単語を続けて言うレッスンです。特に難しくありません。
講師が表示する画面（絵など）を見ながらレッスンする場合と、何も表示されない場合があります。経験上、絵が無い場合が多いです。
絵を見ても絵と違う状況へと文章を変化させていくため、いかに耳で聞き取って目の前に情景を思い浮かべるかが勝負です。
カランメソッドと違って、わからない場合は質問も可能です。また、困っていると講師からフォローが入ります。
QQEnglishのREMSのレベルは？
R.E.M.S はA～T まで、全部で20 段階あります。レベルチェックテストを初回に受講し、どの段階から受講するのかが決まります。
Substitution Drill（文章の一部を変更するドリル）を例にREMSのレベルを確認しましょう！
Single-slot Substitution Drillから抜粋したレベルごとの英文です。
Aの場合：
I use a pen to write.
She uses a pen to write.
They use a pen to write.
He uses a pen to write.
We use a pen to write.
J（真ん中のレベル）の場合：
The wedding started immediately.
The wedding started late.
The wedding started early.
The wedding started well.
The wedding started badly.
The wedding ended badly.
The wedding ended terribly.
T（最上級レベル）の場合：
We don’t think that the new computer is any faster than the old one.
We don’t think that the new computer is any better than the old one.
We think that the new computer is no better than the old one.
We think that the new computer is no cheaperthan the old one.
They think that the new computer is no cheaper than the old one.
They think that the new office is no cheaperthan the old one.
They think that the renovated office is no cheaper than the old one.
They think that the renovated flat is no cheaperthan the old one.
レベルがあがるごとに単語も文章もレベルアップしますがTレベルでも書いてある文章を見ると難しくないですね。でも、レッスンではこの文章を見られないので、難しく感じると思います💡
REMSのテキストを参照したい場合
QQEnglishのテキストはログイン後に参照できます。画面右または画面最下部の「テキストダウンロード」ページよりpdf形式で参照（またはダウンロード）可能です。
実際にREMSを受けた感想
最初はレッスンの流れがわからないので、苦戦しました。また、目から入ってくる情報を頼りにできないため、「次の指令は何か」にアンテナを張り巡らせる必要があります。
ドリルの内容を把握できてくると、「このパターンが来た」という慣れが出てくるので、答えられるようになってきます。
25分間、頭をフル回転。まさに脳の筋トレです。最高に集中力が高まり、コストパフォーマンスが高い内容のレッスンになると感じています。
REMS対応講師は、40ptの講師（講師のレベルとしては下のほう）であっても、少しの発音の間違いや「a」や「the」の間違いをビシッ！と指摘いただけて感動しました。
普通のレッスンだと、少し間違っていても指摘なしで進んでしまう場合もあります。それが不満でネイティブのスクールに変更したというケースも耳にしました。
R.E.M.S.の場合は、ネイティブは在籍していませんが、"a"や"the"の間違いまで指摘できるレベルの高い講師に対応してもらえるため、この点でもコスパが良いと感じます。
また、講師のスピードについていけない場面では、話すスピードを緩めていただけるため、置き去りになりませんでした。
【QQ English】1,300人の正社員「プロ教師」で安心のレッスン品質
QQEnglish REMS受講者の口コミ
QQイングリッシュの他の受講者の口コミも見てみましょう。
#QQEnglish REMS G1-G2.1
— 藤子 (@perapera_recipe) October 28, 2022
今日からLessonG
文法はbe able to/頻度の副詞always等
説明聞いてる時は余裕なのに
ドリルが始まった途端、
is able toとare able toにつっかえるわ
副詞はどこに入れるんやっけ？と迷うわ…
「知ってるのに使えない」の典型😂
REMSは克服させてくれる👍
「知っているのに使えない」ほんとうにコレです。本記事でもこちらでレベルTのテキストの内容をご紹介しましたが、学生時代に英語が得意だった方が読むと、こんなの簡単！と思う方も多いでしょう。
でも、実際やってみると「なんで間違える！なんで出てこない？」と自分でも困惑します。
先生にも開いた口がふさがらないという顔をされたことも(笑)
10/30 REMS O2 本日2コマ。
— Minato (@Minato28359037) October 30, 2022
confuse, confused, confusing, confusion, の使い方。←実際に使う時に混乱しがちなので、解説と覚え方を教えてもらいました。超復習要！
先生達、明日から休暇でうれしそう♪#QQEnglish
こういう似たような単語の使いわけもしっかり学べるところが良いですね！解説もすべて英語なので、確かにこういうものに出会った場合は復習が必要。予習はいらないです！
R.E.M.S. で単語を入れ替える課題があるのだが、それまで目的語の入れ替えをやっていたのに、主語の入れ替えを支持されるとめっちゃ混乱する。
— あさっとし@英語 (@eigo_hani) February 14, 2022
僕だけかな?#REMS#QQEnglish
この混乱は私もありました。１パターンじゃないので、頭のスイッチを「パチッ」と切り替える必要があるんですよね。これで、場面にあう英語を組み立てられる応用力がついていくんです。
QQEnglishでR.E.M.S.を受講する方法
会員登録後にレッスンを予約するタブから、日時およびカリキュラム「R.E.M.S.」を選択後、この条件で検索するボタンをクリックします。
下記の画面だと、60ptsの講師と70ptsの講師を7：00から予約可能です。
手持ちのポイントが400ptsの場合、60pts講師を予約すると、400pts-60pts＝340ptsが残ります。
講師側の都合でキャンセルされてしまう時には、ポイントの返還か代替講師かを選択できます。
今のことろキャンセルになったことがありません。格安スクールだとキャンセルが頻繁に起きるところが不満でしたが、QQEnglishは講師の稼働率が高く、稼働状況も安定していて満足です。
また、意外と忙しくても予約を取ることができています。ただ、直前予約は講師側のPCへの通知にタイムラグがあるようで、遅刻が頻繁に起きます。ですので、余裕を持った予約をおすすめします。
QQEnglishの基礎情報
QQEnglishの特徴は講師を正社員で雇っており、レッスンの品質が高いです。全員がTESOL受講済みであり、英語が話せるだけではなくて、英語を「教えること」に特に長けています。オフィスからのレッスンであり、自宅型の講師の場合と比較して回線品質も良いです。
料金制度はやや複雑です。月8回コースだと400ptsが付与され、50pts講師を8回受講できるという仕組みです。
新人の40pts講師だけ予約すれば、月10回受講可能です。
| スクール名 |  |
| 開校 | 2009年 |
| 無料体験 | 2回（1回目はレベルチェック） |
| 料金プラン | 月4回：￥2,980、月8回：￥4,053、月16回：￥7,348、月30回：￥10,648 |
| 受講コース | 35種類 |
| 講師数 | 約1,100名 |
| 講師の質 | 全員がTESOL資格取得/国籍はフィリピン |
| 教材 | カランメソッドや英検対策等一部は購入が必要 |
| レッスン場所 | オフィス勤務 |
| レッスンの時間帯 | 24時間 |
| 講師の探しやすさ | 評価順や人気順でソート可能だが、人気講師はコース内のポイントを多く消費する |
| 予習復習機能 | レッスン録画機能 |
| カスタマーサポート対応目安 | ２~3営業日（土日祝、休校日を除く）以内に返信 |
| キャンセル規定 | ・12時間以上前のキャンセル ：レッスンポイント/チケット1枚を返還 ・12時間〜1時間前のキャンセル ：レッスンポイントの50％/チケット1枚を返還 ・1時間を切ってのキャンセル：レッスンポイント/チケット1枚を喪失 ・連絡なしのキャンセル：レッスンポイントの200%を喪失 |
まとめ：REMSは応用力が伸びる
3年以上オンライン英会話レッスンを受講してきて、R.E.M.Sは一番、英会話力を伸ばすことについて効果を実感したお気に入りのレッスンです。
- 口下手だけど英語が話せるようになりたい
- テストの点数は高いが上手に会話できない
- カランメソッドのテキストは高いと感じる
- リスニング・文法・スピーキング力を効率的に高めたい
- aやtheなどの細部の間違いまで修正したい
といった方にはピッタリです。R.E.M.S後に他のレッスンを受講すると時間がゆっくりと流れます。それくらい濃密でスピード感があるレッスンです。
無料体験レッスンでREMSもカランも両方受講できました！
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